今年のアカデミー賞で英語以外の映画として初めて作品賞を受賞した韓国映画「パラサイト」のポン・ジュノ監督が日本記者クラブで会見し、作品に込めた思いを明かしました。
「パラサイト」ポン・ジュノ監督:「なぜこれほど受け入れられたのか、正直私も分からない。むしろ皆さんに聞きたい」
映画「パラサイト半地下の家族」は、韓国社会の格差を描いた作品として世界で高く評価されました。
「パラサイト」ポン・ジュノ監督:「(貧富の)二極化といいますよね。その事実を改めて暴くというよりは、この先社会は良くなるのか、二極化は克服されるのか、そのような不安と恐れを率直に表現してみたかったのです」
また、ポン・ジュノ監督は新型コロナウイルスの感染拡大についても触れ、世界で相次いでいる差別的な行為に懸念を示しました。
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