職場でよく見かける、仕事の上司や来客の人にお茶のおもてなしをする光景。

埼玉県議会では、このお茶出しだけのために担当の女性職員を臨時で雇っていたが、この慣例が廃止されることになった。

日本の伝統飲料「緑茶」。
今、このお茶をめぐり熱い議論が。

埼玉県議会の委員会中の映像では、ずらりと並んだ各議員たちの机の上に、それぞれにお茶が置かれている。

このお茶を出していたのは…。

埼玉県議会自由民主党議員団・小島信昭団長「部外者の方をパートで議会費で頼んでいて、わたしは20年前に当選してますけど、その当時には、もうすでにありましたので」

埼玉県議会では、慣例として50代から70代までの7人の女性をお茶を出すためだけの臨時職員として雇ってきたが、2月13日、廃止が決まった。

街では、「おかしいと思いますよ、無駄ですね」、「自分でやれば? って思う」などといった声が聞かれた。

神奈川・横浜市にある住宅メーカー「近代ホーム」では、従業員が来客へのお茶出しも担当。
入社9年目という女性は、お茶出しをすることで学ぶことも多いという。

近代ホーム 入社9年目・大賀真寿美さん「場の練習と言いますか、お茶出しってすごく(職場の)雰囲気を感じられますので、勉強になると思う。(お茶くみ専用の女性を雇っていたことに関しては?)それはちょっと、今の時代には、なかなかあれかなと…」

近代ホーム・松本典朗社長「(お茶くみ専用だけは)無駄というか、もったいないなそれだけではと思う。訓練すれば、誰でもできることなので、ほかの事務仕事やっている傍ら、お客様が来たらそっと出す。それが企業としては一番理想」

この会社では、定期的に従業員が講師からお茶出しのマナー講習を受け、誰もがお茶を出せるようにしているという。

廃止を提案した埼玉県議会自由民主党議員団の小島信昭団長。

廃止には3つの理由があるという。

埼玉県議会自由民主党議員団・小島信昭団長「経費削減という意味合いも当然出てきます。お茶出しのみの女性を雇うことは時代にも合わない」

そして3つ目は、「お茶以外の好きな飲み物も持ち込んで飲みたい」という意見があったという。

滋賀県や宮崎県の議会でも、すでに廃止されたというお茶出し。
現状維持でお茶を濁すというわけにはいかない流れなのかもしれない。

(2020/02/21)

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