中国本土での死者は、さらに100人以上増えた。
中国の保健当局は、新たに114人の死亡が確認され、中国本土での死者は2,118人になったと発表した。
こうした中、中国当局は19日に発表した新型肺炎の診療ガイドラインの改訂版で、「エアロゾル感染」の可能性を初めて認めた。
ガイドラインでは、主要な感染経路は「飛沫」と「濃厚接触」としたうえで、「密閉環境で長時間にわたり高濃度のエアロゾルにさらされた場合、感染があり得る」としている。
空気中を漂う小さな粒子「エアロゾル」による感染については、2月8日に上海当局が警戒を呼びかけたが、中央当局は「根拠がない」と否定していた。
ガイドラインでは、また、試験的に治療に用いる薬にマラリアの治療薬「リン酸クロロキン」とインフルエンザ治療薬「アルビドール」を加えている。
(2020/02/20)
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