日本の大手商社が加盟する日本貿易会は、新型コロナウイルスの感染拡大について「世界経済全体のリスク」と懸念を示しました。
日本貿易会・中村邦晴会長:「アジア全体では製造業のサプライチェーンに影響が出始めております。終息時期を見通すことができず、世界経済全体のリスクとなっています」
住友商事の会長で日本貿易会の会長を務める中村氏は、新型コロナウイルスの感染拡大について「中国全土の商社の活動が正常値と比べると相当、落ちている」と強い警戒感を示しました。また、電子部品や自動車部品などでは現在、在庫や備蓄で調整しているものの、事態が長期化すれば日本国内での製造や世界全体のサプライチェーンに大きな影響が出るとしています。
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