民間企業の設備投資が2カ月ぶりにマイナスに転じました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて景気の先行きに懸念が強まっています。
内閣府が19日に発表した民間の設備投資の先行指標となる去年12月の機械受注統計は、前の月と比べて12.5%減の8248億円となり、2カ月ぶりにマイナスとなりました。内閣府は基調判断を「足踏みがみられる」と据え置きましたが、年明け1月から3月にかけての設備投資の見通しはマイナスが続くとしています。また、財務省が発表した1月の貿易統計によりますと、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は1兆3126億円の赤字でした。赤字は3カ月連続です。輸出、輸入ともに前の年の同じ時期と比べて減少していますが、春節の影響で中国向けの輸出額は6.4%減、輸入額は5.7%減となっています。
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