2月に発表された、「文房具屋さん大賞」。
受賞した商品を集めた特設売り場には、文具を愛する“文具女子”たちが…。
文具女子は、「わたしはカワイイものが好きなので、使ってワクワクするようなものがいい。ふふふ」、「かわいいとモチベーション上がります」などと話した。
「文房具屋さん大賞」は、文房具を販売する目利きのプロが、今、最も価値ある逸品を選定するもの。
スマホなどを活用することが多い中、「アナログ回帰ブーム」で、女性向け筆記用具の需要は年々増えている。
2020年は、どんな常識を覆すのか。
紹介してくれるのは、週4日の文房具店巡りを欠かさないという、文具ソムリエールの菅未里さん。
まずは…「まさかの発見!?」
「アイデア賞」に選ばれた「クリアレーダー」。
一見、普通の消しゴムに見えるが…。
菅さん「見ていただくと、実は…見えますか?」
新美有加アナ「透けてますね! しっかり爪の色がわかる!」
菅さん「これが、大ヒット!」
驚きのポイントは、消しゴム越しに、はっきりと文字が読める透明度。
悩まされる、イライラしてきた消し残しや消しすぎが防げる。
菅さん「どこを消しているかわかる、というのが一つのポイントであるのと、単純に美しいというので人気が出ています」
優れた機能性にもかかわらず、100円というお手頃価格ということもあって、売れ切れ続出なんだとか。
続いては、「使い道無限大!?」ボード賞。
育児文具としても注目されている卓上時計「CotiCoti」は、ホワイトボードと一体化。
あるようでなかった、日程を直接書き込むことができる商品。
子どもをはじめ、家族と時間やスケジュールを一目で確認できると人気を集めている。
そして、菅さんのイチオシは、「ネット通販の救世主!」カッター賞。
菅さん「こちらですね、段ボールを開けるための刃物なんですけど」
新美アナ「カッターではない?」
菅さん「カッターとはちょっと違うんですね」
この「カイコーン」の売りは、歯が指に触れにくくなっていること。
安全に、そして簡単に段ボールを開けられる。
新美アナ「これだけで開くんですか?」
菅さん「開くんですよ、しかも簡単に」
新美アナ「ここに穴をあけるんですよね。ここは意外と入るんですね…おおお! 簡単簡単!! これしか刃がないのに、意外と開くんだと驚いています。開いた~!」
あまりの使いやすさに、菅さんは「わたしは、実は結構大量に持っていて。安いし、あまりにも便利なので配り歩いています」と話した。
そして、気になる大賞。
1,500点の並みいる強豪を抑えて文房具の頂点に立ったのは…「わたし、つぶれませんので!」。
菅さん「白いカラーペンですね、EMOTTというもの」
新美アナ「見た目がものすごくスタイリッシュ!」
菅さん「見てください、このカラーバリエーション。全部で40色。実は最近、大人のカラーペンがはやっている」
シンプルで洗練されたデザインのペンだが、そのすごさは色のバリエーションだけではない。
菅さん「今までの“サインペン”と言われるもの、筆圧強い方だと、ペン先つぶして、だんだん太くなりますよね? なんで白いかというと、(ペン先に)カバーが付いている。芯をカバーして、つぶれないようにしているんですね。見た目、機能、使い勝手、全部。納得の大賞」
従来のペンとは違い、どんなに強く書いても、新品同様の細さを保つことができる。
「アナログ回帰ブーム」もあって、文房具市場の中で盛り上がりを見せているのが「筆記用具」だそう。
菅さん「(デジタルとアナログ)どっちもいいんです。どっちがいいわけではなくて、両方をうまく使う事によって、より楽しくなる。それをサポートするのが文房具」
(2020/02/18)
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