2月11日、フィリピンで日本人の特殊詐欺グループが拘束された事件で、被害者がFNNの取材に応じ、詐欺の電話の巧妙な手口について明かした。
フィリピン当局に拘束され、ふてぶてしく対応する特殊詐欺グループとみられる日本人の男ら。
この前日、男らから電話でだまされたとみられる被害者の女性が取材に応じた。
被害に遭った田中さん(仮名・62)「悔しいけどしょうがない」
東京都内に住む田中さんは、2月になって、携帯料金の未納を指摘するメッセージが届き、電話で問い合わせたという。
田中さん「『お金は引き落とされてますよね』と言ったが、『違うやつ(代金)です』と言われた」
電話の男からは、コンビニで30万円分のプリペイドカードを購入するよう指示されたという。
田中さんは疑いながらもカードを購入し、暗証番号を男に教えてしまった。
田中さん「優しい口調で『そんなに疑うならいいですよ、警察に行って』と言われた。うーんと思いながらも、半信半疑で(お金を)送っちゃいました」
フィリピン当局は、詐欺グループの実態解明を進めている。
(2020/02/18)
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