中国の習近平国家主席が1月7日の時点で感染対策を指示していたとする演説内容が、15日に公開された。

習主席による感染対策の指示が最初に報じられたのは1月20日だったが、15日、中国共産党の機関誌は、習主席が1月7日の会議で、新型肺炎の抑え込みを求めていたとする演説内容を掲載した。

対応の遅れへの批判をかわす狙いがあるとみられる。

一方、カンボジアに入港したクルーズ船「ウエステルダム号」の乗客のアメリカ人女性(83)が、新型コロナウイルスに感染していたことがわかった。

下船後に航空機でマレーシアの空港に到着した際、感染が確認された。

当初、カンボジア当局は、体調が優れない乗客20人の血液を検査したが、感染は確認されなかったとして、下船を開始していた。

出迎えたフン・セン首相は、マスクをせずに乗客らと抱き合ったり握手をしていて、感染拡大が懸念される。

(2020/02/16)

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