身近な食材である漬物の「たくあん」を使った生け花のパフォーマンスやオリジナルメニューが楽しめる、たくあん尽くしのユニークなイベントが東京の大崎駅前で開かれています。
JR大崎駅前で2月14-15日に開かれる「たくあん祭」には、全国から20種類のたくあんが勢ぞろいし、たくあんを使ったパンやギョーザなど、イベント限定のオリジナルメニューが味わえます。会場にはバレンタインデーにちなんだ「たくあんチョコ」も登場しました。また、ステージでは三浦海岸の天日干し大根を使ったパフォーマンスが披露され、「薔薇(バラ)と沢庵(たくあん)」と名付けられたたくあんの生け花という異色の組み合わせの作品に、会場を訪れた人たちは思わず立ち止まり、カメラを向けていました。
このイベントは江戸時代にたくあんを考案したといわれる僧侶、沢庵宗彭のお墓が品川区にあることから、街おこしとして2019年から始まりました。