2月に発表されたばかりの、2020年“買って住みたい街ランキング”。
三鷹、そして恵比寿と、人気の街を抑えて初の1位に輝いたのが、東京湾岸エリアの「勝どき」。
その理由に迫った。
首都圏の“買って住みたい街ランキング”。
2020年、堂々の1位に輝いたのは、東京・中央区の勝どきだった。
2019年16位からのジャンプアップ。
初の栄冠に地元の人は、「5~6年前から便利だと思ってたけど、人が増えたなと。みんな気づいてきたのかなと」と話した。
今回、ランキングを発表したのは、不動産・住宅情報サイト「ライフルホームズ」。
掲載されている物件で、2019年1年間で問い合わせの多かった駅名や地域を集計したもの。
トップ10は、1位・勝どきに続いて、2位は、2019年3位だった恵比寿。
3位の三鷹は、2019年の30位から急上昇した。
今回のランキングについて、LIFULL HOME’S事業本部長・伊東祐司さんは「勝どきが1位になった要因としては、五輪開催地としての注目度から、都市周辺エリアが特に順位を押し上げた傾向が出ている」と分析する。
勝どきは、隅田川の河口に近い2つの埋め立て地にまたがるエリアで、最寄りの駅は、都営地下鉄大江戸線の勝どき駅。
勝どき橋を渡れば、すぐに築地や銀座がある。
不動産事業プロデューサー・牧野知弘さん「築地大橋と勝鬨橋でつながる勝どきエリアの住み心地の良さが注目される」
石窯で焼き上げられたパンがずらりと並ぶのは、勝どきのマダム、“勝どきーゼ”御用達の店「グーテ ルブレ 勝どき店」。
グーテ ルブレ勝どき店・今山浩志店長「すごく住みやすいんじゃないかなと思う。近くに幼稚園と小学校があるので、終わってからお母さんと子どもたちが押し寄せたり」
勝どき在住 10年「東京駅もすぐなので、出張とかある方はすごく便利だと思います」
勝どき在住 6年「小さい子どもがいる家庭には、小児科も多いしスーパーも多いし、公園も大きいのが多いし、とても子育てしやすい場所なのかなとは思います」
ご飯が見えないほど、マグロがてんこ盛り。
東京湾を望む、人気のマグロ丼の専門店でも聞いてみた。
お客さん「海も近くて眺めもいいし、1日楽しめると思います」
マグロ卸のマグロ丼の店・中嶌俊伸店長「1位になるべくしてなった街なんじゃないかなと思います」
しかし、銀座に近い勝どきの高層マンションは、これまで高根の花だった。
今後について、不動産事業プロデューサー・牧野知弘さんは「(五輪後、湾岸エリアの価格は?)全般的には下がると思います。新築のものを選ぶというよりは、築14~15年の良い仕様の中古マンションを選ぶというのも、いい買い物ができるのかもしれません」
(2020/02/13)
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/
チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/subscription_center?add_user=FNNnewsCH