新型肺炎の影響で、品薄状態が続いているマスク。
政府が業界団体に増産を要請したものの、入荷と同時に売り切れる店舗も多くあります。
ネット上では高額での転売が横行していて、運営側は出品を削除することも視野に入れています。
こうしたマスク不足につけこんだ、新たな詐欺の手口が現われました。
マスクが手に入るかのようなメールを送りつけて偽のサイトに誘導し、パスワードなどの個人情報を盗み取るいわゆる「フィッシング詐欺」の手口です。
誘導にひっかかると、宅配事業者やアップルの偽サイトが出てきます。
指示通りにパスワードを入力したり、ファイルをダウンロードしたりすると、個人情報を抜き取られてしまうのです。
さらに、企業を狙うパターンも。
これらの偽のメールは、ここ1週間ほどで確認されたもので、今後は、手口がさらに巧妙化する可能性があります。