去年1年間に貿易や投資などで日本が稼いだ経常収支は2年ぶりに増加に転じました。
財務省が10日に発表した2019年の経常収支の速報値は20兆597億円の黒字で、前の年と比べて8375億円増えました。黒字が増加したのは2年ぶりです。また、経常収支のうち輸出から輸入を差し引いた貿易収支は5536億円の黒字でした。一方、旅行や貨物輸送を含むサービス収支は1758億円の黒字となりました。日韓関係の悪化で韓国からの訪日客が減ったものの、ラグビーのワールドカップ開催の効果が上回りました。サービス収支が黒字となるのは統計が比較可能な1996年以来、初めてのことです。
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