アメリカ民主党の大統領選候補者選びの初戦となるアイオワ州の党員集会で、38歳のブティジェッジ氏がトップとなる最終結果が出ました。しかし、再集計の可能性が出ていて、ブティジェッジ氏の勝利が確定しない異例の展開になっています。

 3日に行われた中西部アイオワ州の党員集会は、共和党はトランプ大統領が圧勝しましたが、対する民主党は集計トラブルによって3日経ってようやく最終結果が発表されました。最多得票でトップになったのは国政経験がないブティジェッジ氏で、得票率は26.2%。2位のサンダース氏(78)は得票率26.1%で、その差はわずか0.1%の僅差となりました。一方、本命視されていたバイデン氏(77)は4位と波乱の展開となっています。しかし、集計トラブルを受けて民主党内からは再集計を求める声も上がっていて、すべての得票数が出そろった現在も最終結果は確定されていません。そのため、得票数でトップとなったブティジェッジ氏による勝利宣言もまだ行われないという異例の展開となっています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

新規コメントの書き込み