全国の警察が、児童虐待の疑いで通告した子どもの人数が、2019年に初めて9万人を超えたことがわかった。
警察庁によると、2019年の1年間に虐待を受けた疑いがあるとして、全国の警察が児童相談所に通告した18歳未満の子どもは9万7,842人で、前の年より1万7,590人増えて、過去最多だった。
通告の内容では、心理的な虐待がおよそ7万件で最も多く、身体的な虐待がおよそ1万8,000件で続いている。
また、児童虐待事件の検挙件数も、前年より577件増えて1,957件と、これまでで最も多くなっている。
警察庁は、「児童虐待への意識が高まり、通報が積極的になっている」と分析している。
(2020/02/06)
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