3700人を乗せて横浜港の沖合に停泊していたクルーズ船に大きな動きがありました。新型コロナウイルスに感染した人が船内に10人いたことが確認されたため、3700人は5日から約14日間、船の中にとどまることになりました。そのクルーズ船について、厚生労働省はすべての感染者の人数が判明するまで2、3日程度かかる見通しを示しました。
厚生労働省の横浜検疫所は、乗客乗員約3700人のうち発熱やせきの症状のある人や、その近くにいた人など273人について、新型コロナウイルスの検査を進めています。検査には4時間から6時間程度かかり、一度に20人分程度しかできません。時間を短縮するため東京都内や神奈川県内の研究機関に協力を依頼していますが、それでもすべての結果が出るまでには2、3日程度はかかる見通しだということです。これまでに検査結果が判明しているのは31人分で、このうち10人の感染が確認されています。そして、ミクロネシア連邦が日本からの直接入国を禁止したことを受け、外務省報道官は「正確な情報に基づいて対応してほしい」と話したということです。
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