中国の衛生当局は、新型肺炎による中国本土の死者は65人増えて490人、発症者は2万4,324人にのぼると発表した。

感染の状況が最も深刻な湖北省の武漢市では、突貫工事で建設していた2カ所目の病院が5日に完成する予定。

一方で、大型の展示会場を臨時の病院に改装するなど、医療体制の整備は追いついていない。

こうした中、北京では感染のリスクを減らすための取り組みが広がっている。

配達員が食べ物の入ったバッグを路上に置くと後ろに下がり、依頼者が取りにいく、「無接触配送」サービス。

このほか、ボタンに直接触れずに済むよう、使い捨てのつまようじが用意されたエレベーターの映像がSNSに投稿されている。

民間企業や市民は感染防止のため「苦肉の策」による対応を迫られている。

(2020/02/05)

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