新型肺炎の拡大を受けて、観光への影響が懸念されています。
そんな中、北海道・札幌では「さっぽろ雪まつり」が始まりました。

きょうから始まった北海道の冬の祭典「さっぽろ雪まつり」。
去年は270万人を集めた冬のビッグイベントです。
来場客の多くは…マスク姿。

雪まつり実行委員会 佐々木さん
「アルコール消毒を設置したり、マスクも少し置いたりして必要な人に渡す対応をとっている」

新型肺炎の感染を防止するため、実行委員会は、会場の運営本部などに180本のアルコール消毒を設置。
2,000枚のマスクをすでに配布したといいます。

観光客
「そんなに怖くない。気を付けていればいい。」

観光客に目立った混乱なもいものの、運営側は引き続き、対策に万全を期すとしています。

国はきょう、新型肺炎のウイルス検査をする患者の基準拡大を発表するなど、感染拡大防止に向けた動きを加速させています。
こうしたなか、小池東京都知事が自民党本部で二階幹事長と会談し、新型肺炎への対応について協議しました。
東京都から追加で医療用の防護服を提供し、中国での対応にあてるとしたうえで、国との連携を強化する考えを示しました。

小池都知事
「水際対策について、かなり厳しくあたってもらい、心強く思っている。
都としても、できることを国と連携しながら進めていきた。」

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