新型コロナウイルスへの感染が疑われる人の検査対象について、厚生労働省は、滞在歴を武漢市から湖北省へ広げ、範囲を拡大すると各自治体に通知した。
検査対象はこれまで、37.5度以上の発熱かつ呼吸器症状があり、肺炎の影がある人で、武漢市への渡航歴がある人と接触したことなどと限定されていた。
しかし、対象以外の人からも感染が確認されたことなどから、厚労省は、滞在歴を武漢市から湖北省に拡大し、症状の要件についても発熱と呼吸器症状の2つにしたという。
また、一定地域に1つ、帰国者や接触者を診察する専門外来を2月上旬をめどに設置するよう各自治体に通知した。
今後、地域の感染状況を考慮しながら設置されることになる。
(2020/02/04)
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/
チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/subscription_center?add_user=FNNnewsCH