2月3日の節分を前に、色とりどりの具材を使ったこだわりの恵方巻きが、デパ地下に勢ぞろい。

2020年は、「無駄なくおいしく!」がテーマ。

肉好きにはたまらない、あふれるほどの米沢牛サーロインステーキを巻いたり…。

マグロ、ズワイガニ、イクラなど、新鮮な海の幸をたっぷり二重に巻いた「海鮮うず潮巻き」など。

東京・台東区の百貨店「松坂屋 上野店」では、2020年にちなんで、具材を二重(20)に巻いたぜいたくな恵方巻きが登場。

こうした品ぞろえもさることながら、毎年問題となるのが、売れ残りの大量廃棄、いわゆる「食品ロス」。

その対策として、「松坂屋 上野店」では、数量限定販売にしたり、予約の告知を早めることで無駄な量産を減らす。

さらに「作り置き」をせず、フロア内の厨房(ちゅうぼう)で売れた分だけ作って補充するなどの対策を「見える化」している。

一方、東京・豊島区の百貨店「西武池袋本店」では、こんな食品ロス対策も…。

西武池袋本店・駒谷紀彦食品部係長「年配のお客さまはもちろん、女性、さらに男性のお客さまでも、量が多すぎて食べきれないという声を多くいただいていた。食べきりサイズのハーフサイズを用意することで、家庭でも食べ残しなく、恵方巻きを楽しんでいただける」

西武池袋本店では、「(まるごと1本食べられる?)半分!」、「1本まるごと食べきれることがないので、半分になっているのを買います」などの声が聞かれた。

また、家族によって違う味の好みや見た目なども、飽きがこないよう工夫をこらしている。

定番の海鮮をはじめ、変わり種の中華や洋食、スイーツの恵方ロールなど170種類を販売。

2020年、恵方巻きを食べると縁起がいいとされる方角「恵方」は、“西南西”。

作る人も食べる人も、無駄をなくして福来たれ!

(2020/02/02)

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