緊張が続く中東海域で情報収集活動を行うため、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が神奈川県の横須賀基地を出港しました。

 安倍総理大臣:「日本関係船舶の安全を確保することは政府の重要な責務であり、そのために必要な情報収集を担う諸官の任務は、国民の生活に直結する大きな意義を有するものです」
 中東に向けて出発したたかなみの派遣の名目はあくまで「調査・研究」です。日本の船を直接、守るためではありません。攻撃を受けるなど万が一の事態が発生した場合には、武器の使用を認める「海上警備行動」に切り替えることも想定しています。しかし、それでも武器を使って守れるのは日本籍の船のみです。日本人が乗っている外国籍の船が攻撃されても、進路を妨げることや大音量で警告するといった行為しかできません。限られた枠組みのなかでどこまで役割を果たせるのか、現場の自衛官は難しい判断を迫られる可能性もあります。
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