新型コロナウイルスの感染が拡大している中国・武漢市から、チャーター機で帰国した日本人の中から、新たに3人の感染が確認された。

一方、中国・武漢市に隣接する黄岡市は、市民に対する、事実上の「外出禁止措置」に踏み切った。

湖北省黄岡市は1日夜、市民に対し、各世帯で「2日に一度、1人に限り、買い物に出る以外は自宅から出てはいけない」とする措置を発表した。

また市長は、隣接する武漢市の封鎖前に「60~70万人が黄岡市に戻ってきた」とし、「きょう、あすで感染確認が大幅に増える」との見通しを示した。

こうした中、香港大学の研究チームが武漢市での感染者数について、1月25日までに7万5,800人あまりに達したとの推計値をイギリスの医学誌「ランセット」に発表した。

推計は、武漢市から海外に移動後、感染した人の数などをもとに行われ、「きちんと対応しなければ、海外の大都市も感染の『震源地』になりうる」と指摘している。

一方、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)国際空港でも検疫態勢が強化され、1日に運航停止前の最後の北京便が到着した際、防護服姿の空港関係者が対応する様子を北朝鮮メディアが報じた。

また、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が、習近平国家主席にお見舞いの書簡を送ったとも伝えている。

(2020/02/02)

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