安倍総理は今夜、中国の北京で日中首脳会談に臨みます。
来年4月で調整している習主席の国賓としての来日に向けた協力を改めて確認します。
また、尖閣諸島周辺で中国船の領海侵入が相次いでいる現状について中国側に前向きな対応を求める考えです。
日中関係をめぐっては、明るい兆しも見えてきました。
きょう、江藤農林水産大臣は…
中国政府は、日本でのBSEの発生を受けて、2001年から日本産牛肉の輸入を禁止していました。
しかし、2009年を最後にBSEが発生していないことなどから先月、日中両政府は日本産牛肉などを中国へ輸出する「動物衛生検疫協定」に署名していました。
一方、改善が進まない日韓関係。
明日にはおよそ1年3ヵ月ぶりとなる文在寅大統領との首脳会談を控えています。
安倍総理は会談についてこのように述べ、元徴用工の訴訟をめぐってボールは韓国側にあり事態の打開に向けた行動を取るよう求めました。