ファストフードが、時間限定の新サービスを投入。
その狙いに迫る。
ファストフード大手2社の夜が変わる。
マクドナルドが28日に発表した新商品「ごはんバーガー」。
2月5日から、夜マック限定で登場する。
メニューは3種類。
人気のバーガーの具材や味付けはそのままに、バンズをご飯にチェンジしたという。
日本マクドナルド史上初となる、「ごはんバーガー」。
夜マック限定で新商品を展開する狙いとは。
日本マクドナルド メニューマネジメント部・若菜重昭上席部長は、「『夜はなんでマクドナルドに行かないのかな』というところのひとつに、『夜ってご飯だよね』という(お客さまの)声があったので、やはり夜というのはビジネス的にまだまだ伸ばせるなと」と話した。
マクドナルドは、2018年から「夜マック」をスタート。
ディナータイムでの売り上げアップを図ってきた。
今度は、夕食をしっかり食べたいという人や、和食を好む30代~40代の胃袋をつかみたいところ。
また、吉野家も、29日から期間限定で、ディナータイムを強化する。
午後3時から午後11時までの時間帯に限り、定食全品が10%割引となる「夜割」をスタート。
合わせて、ご飯のおかわりを24時間いつでも無料にする。
吉野家は、定食メニューの強化で、夜需要の掘り起こしを狙う。
ファストフード大手によるディナータイム強化の動きに、専門家の一般社団法人 日本フードアナリスト協会・横井裕之理事長は、「ファストフードの客単価は、約500~1,000円くらい。そのすぐ上にある業態がファミリーレストランやカジュアルレストランで、(ファミリーレストランなどの客単価は)1,000~3,000円くらい。(吉野家、マクドナルドは)ファミリーレストランやカジュアルレストランの客層の一部を、なんとか取り込もうとしている。チャレンジのひとつだと思う」と話した。
顧客獲得の動きは、夜まで広がる。
(2020/01/29)
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