誰かが病気になったら、割り勘で助ける。

justInCase・畑加寿也代表取締役「何かあったら困るから、みんなで助け合っておこう。この保険の原点を、現代の手法によって現代によみがえらせた」

少額短期保険会社の「justInCase」は、日本生命保険など、8社のパートナー企業と提携し、国内で初めて「わりかん保険」を28日から販売する。

保険の内容は、がんと診断された場合に、一時金80万円が支払われるというシンプルなもの。

これまで保険料は、保険会社が疾病リスクなどを計算して、あらかじめ設定。

集まった保険料を運用した利益などから、保険金を支払っていたが、この保険は「後払い割り勘方式」。

契約者ががんと診断された場合に、治療にかかる費用などは会社が一度立て替え、その翌月に、契約者の数に応じて保険料を決めて請求する。

例えば、契約者が1万人で、がんと診断された人が2人の場合の保険料は229円。

通常の保険と比べ、支払いは半額程度に。

年齢に応じて保険料の上限も設定されているため、仮に多くの人ががんと診断された場合でも、保険料が高額になることはない。

契約者が多いほど、1人当たりの保険料も割安になるが…。

justInCase・畑代表取締役「おそらく数千件だと、なかなか、がんにならない。最低でも1万人に早急に達して、1年間に3,000件だと、求められた商品ではないのかなと」、「(1万人が1つの成功・失敗のめどになる?)そうですね」

中国では、わりかん方式保険の加入者が1年間で1億人を超えるなど、反響を呼んでいるが、日本でも広まるのか。

(2020/01/29)

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