共同通信の男性記者がロシアの軍事機密を得ようとした疑いで先月、一時拘束されていたことが分かりました。大手通信会社の元社員がロシア側に情報を漏洩(ろうえい)した事件を巡るロシア側の抗議の一環とみられます。

 ロシアのタス通信は「極東のウラジオストクで軍事的な機密情報を得ようとした疑いで去年12月、日本人の男性が拘束されていた」と報じました。男性は共同通信の記者で、共同通信によりますと、ロシアの当局者を取材した記者は先月25日、事務所に連行されて取材目的などの調べを受け、約5時間後に拘束が解かれたということです。この際、72時間以内の出国を求められたことから、男性記者は先月26日にロシアを出国しました。共同通信は「通常の取材活動だったと考えている」としています。一時拘束されてから1カ月も後にロシア側が発表した背景には、ソフトバンクの元社員が25日、ロシア側に機密情報を漏洩したとされる事件があるとみられます。事件を受けてロシア側は日本の対応を非難していたことから、先月の話だった日本人男性の一時拘束を今になってやり玉に挙げることでロシアとしての抗議の意思を示す狙いがあるといえます。
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