財務省の財政制度等審議会は今年初めての会議を開き、財政健全化に関する政府の試算について厳しい意見が相次ぎました。
財政制度等審議会は、大学教授やエコノミストなどから成る財務大臣の諮問機関です。会議では財政健全化に関する政府の試算について委員から「民間の予測はもっと保守的だ」として苦言が相次いだほか、消費税を上げたのに税収が下がるなかで大型の経済対策や過去最大の予算案が編成されたことに懸念が示されました。終了後、増田寛也会長代理は財政健全化に向けて「社会保障の取り組みも含めて強い意見を出していく」と強調しました。
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