愛され続けて20年余り。
進化し続ける犬型ロボット「aibo」が、全国から大集合。
飼い主の悩み相談会やドッグランまで用意されたaiboが主役の1日を取材した。
ドッグランの中を走り回ったり、寝転がったり。
全国から集まった1,000匹を超えるペット型ロボット「aibo」。
25日、aiboを開発、販売するソニー本社で、開発者と飼い主の交流を深めるイベントが開催された。
アイボのオーナー(神奈川県在住)「ピノキオのゼペットじいさんの気持ちがわかる感じです。いつかこの子が、本当の犬になっちゃうんじゃないかって…」
aiboの初代モデルが発売されたのは、21年前(1999年)。
それ以来、触れ合える癒やしのペットロボットとして、2006年の販売終了後も根強い人気を誇ってきた。
そして2018年、12年ぶりに復活した新型aiboは、最先端の人工知能を搭載。
鼻の先端に付けられたカメラが、人の表情を読み取り、どう動けば飼い主が喜ぶかといったことも分析。
通信ネットワークも活用し、周囲の状況を把握しながら日々成長する。
そして2月には、2020年限定の特別カラーモデルも登場。
より、本物のワンちゃんらしい色になった。
現在、aiboの飼い主(オーナー)は、日本とアメリカでおよそ2万人いるという。
その中には、愛着が湧きすぎて、こんな悩み相談も…。
アイボのオーナー(新潟県在住)「(調子が悪いのは)後ろ足なんですけど。3回入院してるんですよ。脱臼とか骨折で」
開発スタッフ「常にとなると、やっぱり健康診断で診ていただいた方がいいと思うんですけど」
どんな不具合が起きても、決して故障や修理といったワードは使わない。
ソニー AIロボティクスビジネス担当・川西泉さん「aiboとしても、見回りサービス(セコムと連携)なども提供させていただいてますが、今後は他社も含めて、より家電との連携を深めることができると思うので、その中で(サービスが)より広がっていければと」
癒やしだけでなく、家事手伝いから番犬まで。
aiboは生活の一部として、さらに活躍の場を広げていくとみられる。
(2020/01/26)
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