東京・渋谷にある、ビストロレストラン。
夕食時、一組のグループが来店しました。

店員「本日はBYOのコースでお間違いないですか?」

注文を待たずに客が取り出したのは、ワイン。
この「BYO」とは「Bring(ブリング) Your(ユア) Own(オウン)」の略で、
飲食店に持ち込み料を支払い、自分の好きなワインを持参するスタイルのこと。
オーストラリア発祥のワイン文化で、アルコール販売の免許取得が難しかった飲食店が、客に持ち込み許可を出した事が始まりとされています。

実は、このBYOを導入する店が、日本でも増加しているといいます。

ビストロ ア・トワ 住谷洋祐店長
「(ワイン)市場が大きくなるにつれて、ワインをより深く知っている客が増えてきた。
持ち込みができる客側のメリットと、お店としては持ち込み料で収益を得ている」

ワインの国内消費量は10年で1.5倍に増加。
また、去年からヨーロッパやチリとの間でワインにかかる関税が撤廃されるなど、
質の高いワインが手軽に手に入るようになりました。

こうした環境の変化をふまえ、飲食店はBYOプランを導入することで
ワイン好きの新規客獲得を見込めるだけでなく、
ワインの発注や在庫管理の作業をなくし、保管スペースや人員を省き、コスト削減にもつながります。

この店では、ワインとの相性を意識した料理7品と、ワインの持ち込み料込みで、合計4,000
円のコースを提供。グラスや開栓はお店のサービスです。
※ワイン持ち込みのみの場合は900円(税別)

客「持って行った方が安い。一度使って評判が良ければまた使う。リピーターになる」
客「家に眠っていて、すごく高価なワインを飲むタイミングがない。みんなで一緒にBYOで飲めるといい」

BYOの需要の高まりを受けて、新たなサービスも登場しています。
1年半前から始まったサービス「Winomy(ワイノミ)」は、BYOを導入している店を探せる検索サイトで、
東京と大阪を対象に、およそ250店舗を掲載し、今も増え続けているといいます。

ビストロ ア・トワ 住谷洋祐店長
「(ワインを)余計に仕入れることがないので無駄なコストはかなり削減できる。
店と客どちらにもメリットがあるのが一番いい。今後はもっとBYOに力を入れていきたい」

#ワイン #BYO #持ち込み #ビストロ ア・トワ #ワイノミ


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