中国・北京では日本時間23日午後4時から日本の大使館で在留邦人向けの説明会が始まりました。中国・武漢市で日本人が重度の肺炎を発症しているという情報も伝えられたようです。
(森林華子記者報告)
北京でも冒頭、大使館の職員から武漢で日本人の1人が重度の肺炎で入院していることが明らかにされ、参加者には緊張が走りました。
日本大使館の説明会:「中国武漢市において、邦人1人が重度の肺炎を発症して入院していると承知しています」
新型肺炎かは不明で確認中ということですが、この情報はすでに武漢在住の日本人にメールで伝えられました。今週に入って中国政府の対応が急に手のひらを返すように変わったため、日本人の間では不安が広がっています。
説明会の参加者:「最初の報道よりだんだん数字が大きくなっているのが不安です」「この春節でどう広がるのかと心配しています」
さらに冒頭の発言を受けて、もしかかった場合はどこの病院に行けばよいかや、武漢に駐在員がいる会社の方から同僚の帰国時期についてなどの質問も相次ぎました。多くの人が感染の拡大をより身近に感じ、戸惑いが広がっています。
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