中国への返還から22年を迎えた香港での大規模デモに動きがありました。デモ隊が政府の庁舎に向かって卵などを投げ付け、緊張が高まっています。香港議会前から報告です。 (南出拓平記者報告) 議会のすぐ隣にある政府庁舎前です。大規模デモから流れてきた人たちが集まり、どんどん人混みが厚くなってきています。そして、政府庁舎前には人が集まっていて、奥に警官隊が姿を現すたびに生卵を投げるという行為を続けています。そして、政府庁舎の入り口の辺りには傘や鉄柵で中から人が出られないようなバリケードを敷いています。そして、議会の扉を粉々にするという行為が続いていましたが、また別の裏側の扉側への破壊活動も続いていて、一部の興奮した市民の行動が今後、どうなるか不透明な状況が続いています。 (Q.問題の逃亡犯条例の扱いを巡り、まだ完全に廃棄されているわけではないということだが、それが7月1日という、いわゆる香港の中国への返還の1日の記念日に香港は香港なんだという人々の意識の高まりということなのか?) 7月1日というのは、香港の人にとっては特別な日で参加者に話を聞いたところ、1日に声を上げるのが香港にとっても中国にとっても一番効果があると。そのために1日は今まで以上に強い抗議をするんだといった思いを語ってくれました。
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