日中韓外相会談が21日に北京で行われます。それに先立って20日に日中外相会談が行われ、混乱が続く香港情勢について意見が交わされました。 河野外務大臣は、中国の王毅外相に対して「一国二制度のもと、自由で開かれた形で香港が繁栄していくことが非常に重要だ」と指摘しました。 河野外務大臣:「最近の香港の情勢について大変、憂慮していると私から申し上げ、早期に平和的に対話を通じて沈静化することを強く期待する旨、申し上げた」 これに対する王毅外相の発言は明らかになっていませんが、河野大臣は「香港情勢が対話を通じて沈静化に向かわなければいけないという認識は一致していると思う」と強調しました。21日は午前に日中韓の外相会談が行われ、北朝鮮の非核化実現に向けた協力などが協議されます。午後には日韓外相会談が予定されていて、河野大臣は徴用工問題について韓国側に対応を求める方針です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp