中国の習近平国家主席が香港の林鄭月娥行政長官を支持したことについて、香港の民主派は「隠されたメッセージがあるはずだ」と懐疑的に受け止めています。
民主派候補者・関家倫氏:「隠されたメッセージがあるはず。会談で本当の指示があったはずだ」
区議会議員選挙に民主派として立候補した関氏は、2003年に中国当局が成立を求めた「国家安全条例」案が市民の反対デモで撤回に追い込まれ、当時の行政長官が健康上の理由で辞任したことを引き合いに出し、同じようなことが起きる可能性があると述べました。一方、親中派の候補者は「香港は中国の一部なので、当然のことだ」と話し、林鄭長官が6日に北京で中国共産党の最高指導部のメンバーで香港政策を担当する韓正副首相と会談することに期待感を示しました。
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