東京都はコンビニエンスストアでレジ袋を使わないなど社会貢献につながる行動をした人にポイントを贈る「東京ユアコイン」の実証実験を始めました。貯めたポイントは買い物の支払いに使うことができます。
これは国連が掲げた環境保護などの目標である「SDGs」を広く伝えるとともに、キャッシュレス決済の浸透を図る取り組みです。実証実験は都内有数のオフィス街である大手町・丸の内・有楽町の地域限定で1月9日から始まりました。持参したタンブラーでコーヒーを買ったり、レジ袋を使わないなどの社会貢献につながる行動をすると、スマートフォンにポイントが入る仕組みになっています。エリア内の参加店舗で利用でき、企業が提供するポイントに交換してコンビニで使うこともできます。再利用ができる弁当容器の回収で400円相当、タンブラーでコーヒーを持ち帰ると100円相当が与えられます。
実証実験は2月末ごろまで行われ、東京都は本格導入に向けて検討を進めます。