日経平均は3日続けて下落、109円安。
アメリカの議会で可決した香港人権・民主主義法案にトランプ大統領が署名する方針だと一部メディアが報じたことで、米中関係の悪化を懸念した売りが広がり、株価は一時、3週間ぶりに2万3,000円を下回りました。
ただ、中国の劉鶴副首相が、米中交渉の合意に関して「慎重ながらも楽観的」と述べたと伝わると警戒感は和らぎ、午後は下げ幅を縮めました。
東海東京調査センター仙石さんのきょうのポイントは「香港問題の行方」です。
米中貿易問題に関して、来月15日の関税引き上げの期限を考えると、そろそろ、合意に向けた場所や日時の話が出てきてもいい頃。
ところが香港問題が続いていることで、話が複雑になり、しばらくは株価も、このニュースに一喜一憂する状況が続きそう、ということ。
1年で最も売れる商戦に向けて動き始めました。
バンダイは、クリスマス商戦に向けて、おもちゃの商品をPRするイベントを開催しました。
浅草に近い本社の社屋に、初めてクリスマスの装飾を施しました。
少子化が進むなかでも、玩具の市場規模は伸びていて、バンダイの調査では、親から子どもへのクリスマスプレゼントの平均予算は、4年連続で増加しているということです。
日本チェーンストア協会が21日に発表した10月の全国スーパー売上高は、9,751億円となりました。
既存店ベースでは、1年前に比べて、4.1%減少し、2ヵ月ぶりのマイナスです。
消費税増税前の駆け込み需要の反動などで、衣料品が15%以上落ち込んだほか、化粧品や家電製品など住まいに関する商品の販売が振るいませんでした。
あすの予定です。
年末商戦の幕開けとなるアメリカ発祥のブラックフライデー、日本の小売り店やネット通販、各社が大規模なセールを開始します。
今年は、アマゾンジャパンが初めて参戦、消費税の増税があったばかりで、どれほど盛り上がるのか注目されています。