春節の大型連休初日を迎えた、24日朝の中国・北京の空港の映像。
日本をはじめ、国内外へ出掛ける人で混雑していて、ほぼ全ての人がマスクをつけていることがわかる。
北京の空港では、旅行者のほか、空港職員や警察官までマスクをつけていて、ものものしい雰囲気が感じられる。
北京の空港では、このようにマスクをつけた旅行者が、カウンターに行列を作っている。
旅行者だけではなくて、空港の職員や警察官までマスクをつけていて、ものものしい雰囲気を感じる。
人々がこのように警戒している訳は、北京でも新型コロナウイルスに感染した人の確認が相次いでいて、23日には、隣接する河北省で死者が発表されたから。
そんな中、中国では、日本は春節休みの人気の旅行先となっていて、24日、こちらの空港からは羽田や成田行きだけでも9便が出発する。
日本に行く旅行者は、「割と安心している。日本はきれいだし衛生対策もよくとられていると思う。日本へは、リラックスするために行く」と話した。
北京では、多くの人が集まる春節のイベントの中止や、観光スポットの閉鎖が相次いで発表されている。
そんな「厳戒ムード」から脱出したいという旅行者が、日本にも次々と出発していくことになるとみられる。
24日朝、中国から関西空港に来た人たちは、マスクで対策をとる姿が多く見られた。
中国から来た人は、「春節で多くの中国人が来るから、心配ですね。上海に住んでいるので、武漢のことはわからない。上海は大丈夫」、「マスクを日本で買うかもしれない、日本で使う用に。でも(中国)国内でも着けているし、持ってきている」などと話した。
春節では、中国から多くの人が来日することが見込まれていて、2019年はおよそ72万人が訪れた。
(2020/01/24)
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