今週のNYダウの動きを振り返ります。
先週一度も下がらず高値更新となっていたダウはさすがに小休止の1週間。
月曜日はキング牧師の日で休場。
火曜日は世界に感染が拡大し始めた新型肺炎の影響が出ました。
航空、ホテル、カジノといった関連銘柄が局所的に下げたほか、737MAXの運航再開承認が今年中盤になると報じられたボーイングが重しでした。
ボーイングは翌日も目標株価引き下げで連日の下げ材料に。
木曜日は再び新型肺炎に対する懸念から軟調。
ここまで188ドル安。
下り坂の1週間になっています。
・高値警戒感はあるのか?
ダウは年始からぐんぐん上昇してきました。
今年の株価は業績次第という声が多く聞かれる中で、決算が始まって実際どうなのかというと、利益成長率予想は決算が始まる2週間前と比べ改善するどころか悪化。
もちろん「業績の回復が顕著になるのは、年後半にかけて」という見方が多かったのですが、それでも物足りない印象です。
ただ、株価に高値警戒感があるのか、というとそれほど聞きません。
中には、そろそろそうした声が聞かれ始めそうなタイミングだったところに、新型肺炎の感染拡大がブレーキとして効いているという声もありました。
・決算の山場、高いハードルを越えるか来週はハイテク大手の決算が集中しています。
まず、好材料を織り込み尽くしているともされるアップルですが、それだけ決算で越えるべきハードルが高いことになり、少しのミスが失望を誘う可能性もあります。
マイクロソフト、FBも株価は最高値圏。
ハイテクとは少し指向が違いますが、株価が急上昇しているテスラも来週決算を控えます。
最高値で迎える決算ではそれなりの結果が求められます。
一方で、2回連続で決算が冴えず、株価が伸び悩んでいるのがアマゾンです。
期待値の高い銘柄は高いハードルを越えられるのか、それほど高くない銘柄は好決算であれば素直に上昇するのか、このあたりの結果と株価の反応は、今の株価水準、そして今後の相場展開を考えるうえで参考になるかもしれません。
決算以外にもFOMC、去年第4四半期のGDP速報値と忙しい1週間になりそうです。
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