新型コロナウイルスの感染による肺炎の中国本土の患者が、1,300人近くに達した。

ウイルスの感染者は、ヨーロッパやオセアニアでも初めて確認され、世界的な広がりを見せている。

新型コロナウイルスによる肺炎の中国本土での死者は、41人に増えた。

患者の数もおよそ1,300人となり、そのうち240人ほどが重症。

また、フランス政府が、パリとボルドーで、新型コロナウイルスの感染者3人を確認したと発表したほか、オーストラリア政府も、中国国籍の男性の感染を確認したと明らかにした。

ヨーロッパとオセアニアで感染者が確認されるのは、これが初めてとなる。

これまでに、ネパールでも初めての感染者が確認され、アメリカやタイ、シンガポールでも新たな感染者が出ていて、新型コロナウイルスの感染は世界的な広がりをみせている。

こうした中、アメリカのトランプ大統領はツイッターを更新し、新型コロナウイルスへの中国政府の対応について、「透明性を高く評価する。習近平国家主席に感謝を伝えたい」と称賛した。

現在、貿易協議が進む中国との関係も念頭に置いたコメントとみられるが、ウイルスへの中国政府の対応や発表をめぐっては、WHO(世界保健機関)もその透明性に懸念を示すなど、批判が相次いでいる。

(2020/01/25)

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