大家好〜。

香港でメディア向けにカメラマンとライターをしている、
三橋 早弥(みつはし さや)です。


2020年になって、もう2週間も経つだなんて、驚。

なかなか日本に帰る予定がなく、
この際、初詣は香港で!なーーーんて考えていらっしゃる方に…


いいところがあるんです♡


大坑(Tai Hang)と呼ばれる、
下町情緒を丸っとおしゃれにしたような、

MTRの銅鑼湾(Causeway Bay)駅と、
天后(Tin Hau)駅の山側に跨るエリアにある、

女性的で可愛らしいお寺…


「蓮花宮(Lin Fa Temple)」!!!




毎度、同じことを思うのですが、
神社仏閣や教会に「可愛い」という表現が
なかなかにしっくりきません。

でも、なぜか「可愛い」と思ってしまうんですよね。


「蓮花宮」もやはり可愛い♡


この建物自体のフォルム的な要因と、色使いが、
女性らしさ、可愛らしさを放っている気がします。




ただ、中に入ると、天井には、勇ましい龍が彫られており、
可愛らしいだけではない、「優しき強さ」のような印象を受けました。

何となくわたしの中で合点がいったのは、
こちらの龍が、立て続けに発生した疫病や災害から、
このエリアを守ってくれた存在なのだということ。


だから、「優しき強さ」を感じたのかもしれません!!!


当時、とある占い師の預言により、

疫病や災害などに見舞われる悪運を断ち切るため、
三日三晩、火の舞を踊り続けたことが伝統となり、

今でも、毎年、中秋節には、
「舞火龍(ファイヤー・ドラゴン・ダンス)」を行なっています。


「大坑舞火龍」のスタート地点となるのが、ここ「蓮花宮」で、
無数の線香で作られた龍の眼もこちらで点火されます。



こういう細かい部分が気になる。
麒麟がおっていいですねーーー♡(生粋の麒麟好きです!)


「香油箱」は、日本の神社仏閣のお賽銭のようなものです。



「蓮花宮」は、巨大な石の上に建てられたお寺で、
上の写真の「香油箱」の隣の石は、その名残なのだそう。


お寺の名前の由来は、

その昔、この場所にあった蓮の花に腰をおろした観音菩薩が、
姿を現し、住民たちに恵みを与えたことへの感謝の気持ちを込めて、とか、

石の上に座る観音様の姿が蓮の花のようだったから、とか、

様々な謂れがあります。


正面からだと非常にわかりにくいのですが、
本堂は、上から見ると八角形になっているんです〜。

八角形は、一般的に、繁栄・幸運・幸福の象徴と言われていて、
しかも、蓮の花の形にも似ていますね。




上述の占い師の預言が当たったことも影響しているのか、
占い?おみくじ?が当たるのでも有名ですが、

何やら香港の人たちでも理解できないような
古文的な何かで書かれているようなので、

占い師さんに解釈を聞かないといけないみたい。


でも、その占い師さんもバリバリの広東語だから、
外国人にはちょいとハードルが高いぜ、笑。


わたしも、「蓮花宮」の占いは未体験、
「舞火龍」も実物を拝んだことはないので、

今年は、ちょっとトライしてみようかな〜、

という、ゆるい目標もできましたっ。


このエリアは、いいかんじにゆるんだ
おしゃれ感が漂っているので、
初詣がてら?、またゆっくりお散歩したいと思います。

店舗情報

店舗名
蓮花宮(Lin Fa Temple)
住所
Lily St., CWB
電話番号
(852)2578-2552
営業時間
7:30〜17:00
定休日
なし
三橋 早弥 Saya Mitsuhashi
/ カメラマン・エディター・ライター・コーディネーター


1984年静岡生まれ、香港在住。
都市銀行で約5年間のOL生活を経て、カメラマンへ転身。

2016年9月より、香港での活動をスタート。
現在は、写真とともに、得意な文章を活かし、
メディア向けのカメラマン・ライター・コーディネーターを行なう。
大好きな香港を紹介できるのが至福のとき。

趣味は、ブログ、ヨガ、カラオケ、そして、やっぱりカメラ。
みつ子とにゃんこ先生の飼い主。つまりは、猫好き。
広告

新規コメントの書き込み